新・群馬県総合計画(基本計画)
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•デジタル技術などを活用して文化資源•埴輪や古墳の魅力をブランド化•埴輪や古墳など本県の特色ある文化資源の魅力発信が不十分•デジタル技術等を活用した展示の充実や多言語化などにより、博物館などの文化施設を文化観光の拠点として整備•博物館のニューノーマルやイン•子どもがアートに触れる環境を整備•アーティスト・イン・レジデンスをきっかけとする移住や障害者アート等のさまざまなアート活動を行う場所や発表の場の提供•世界遺産センター「セカイト」が情報発信・調査研究・人材育成の拠点となるよう取組を推進•長期間を要する保存整備•いつでもどこでも気軽に伝統文化や地域の多様な文化活動を楽しむ環境が整い、個性豊かな文化を支援する気風が形成される。•デジタル技術の発達により、伝•演奏会を目的に、県外から多く•生活様式の変化により継承が困難となった伝統文化は、映像化し、アーカイブとして保存・継承•群馬交響楽団が全国的に評価され、演奏活動が広域的になっている。•草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルの活動を支援し、魅力向上バウンドへの対応が不十分アートを活用した地域振興の視点が不足世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」•年々観覧者数が減少•世界遺産としての価値や魅力の伝わりが不十分少子高齢化や人口の流出により、地域の伝統文化の担い手が減少し、継承の危機全国に誇れる本県の音楽文化の全国的な認知度が高くない。コアなファンを中心に来館者が限定【埴輪などの文化資源の魅力発信】•子どもが文化資源の価値への理解をさらに深める機会を増やす。の魅力を発信【文化観光推進】•文化資源を新たな観光資源として活用し、観光誘客・経済を活性化【アートを活用した地域振興】•地域での活躍が期待できるアーティストを発掘・育成するための支援を実施【世界遺産の保存と活用の推進】•各構成資産が実施する保存整備を支援【県民芸術祭の充実と展開】すべての県民が、文化芸術活動に参加し、優れた芸術鑑賞の機会を享受する環境を整え、新しい文化の育成・創造につなげる。【文化を生かした地域づくり】•地域に根ざした伝統文化の保存・承継や地域の多様で創造性豊かな文化活動を行う意欲ある団体を支援することで、伝統文化の承継と文化力の向上、次世代育成、文化資産発掘活用を図る。【群馬の音楽文化の活用と発信】•群馬交響楽団のレベルアップと県外演奏活動を支援し、群馬交響楽団の評価と認知度を高める。【県立文化施設等の発信力強化】「誰もが」「何度でも」楽しめ、群馬県の魅力を実感できる企画展などを実施現状の課題施策の方向性10年後に目指す姿「群馬県は日本一の埴輪県」という認識が定着し、埴輪王国群馬として国内外に認知される。文化資源を活用し、国内外からの観光客の来訪を促進することにより、観光振興や地域の活性化につなげ、経済の好循環を生み出している。誰もがアートに身近に触れられる環境の整備が進み、アートを活用できる人材が育ち、地域が活性化している。「富岡製糸場と絹産業遺産群」の価値や魅力が伝わることで、継承に多くの人が参画し、保存活用が適切に行われ、国内外から人々が集う場所となる。持続可能な文化振興の取り組みを通じ、文化芸術活動に関わる多様な人材が育成され、文化芸術の表現と鑑賞機会の充実が図られ、文化による地域づくりが進む。統文化の保存が進む。の人を呼び込めている。多様化した文化に対するニーズに応え、県民に愛される美術館・博物館となっている。72 第4章 分野別・SDGs別重点施策   文化文化振興

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