新・群馬総合計画_ダイジェスト版
7/20

そ疎ジタル技術にのせて発信できる人々を惹きつける求心力を持つ地域です。さらには、感染症に強いだけでなく、自然災害や資源途絶にも負けない地域でもあります。20世紀の捉え方人によって異なります。そこでビジョンでは、群馬県が目指す社会の幸福とはどのようなものなのかを、誰にとっての幸福なのかという視点で考え、「一人ひとりの幸福」、「社会型が定まった「幸福」● 画一的な仕事・暮らし● 標準的な家族の形固定的な「県民」● 県民=居住者・出身者この時代の「県民」● いまを切り取った成長・配分の最大化「県民の幸福度向上」は知事として最大のミッションです。幸福とは何か、その答えは人によって異なります。まして行政幸福への疑問が決めつけるものではありません。しかし、物理的豊かさだけでは充足されることのない幸福が、今ほど求められている時代もないのではないでしょうか。かいそ疎」と定義しました。全体の幸福」、「将来世代の幸福」という3つの幸福を目指すこととしました。2040 年の群馬県はこの3つの幸福が調和した社会を目指します。多様な「幸福」● 一人ひとり異なる仕事・暮らし● 良好な人間関係(コミュニティ)多様な「県民」● 県民=+関係者・外国人・新たなマイノリティ未来を含めた「県民」● 「ドーナツ経済学」による持続的成長かい目指すは「快」な群馬県 ニューノーマルでは空間的に広く、密ではない地域へのニーズが高まりました。これは地方にとって長年の課題であった人口減少が「東京よりも魅力的」な要素となる可能性が高まったことを意味します。ゆとりのある生活空間が安全・安心のベースとなり、他にはない価値を持ち、安定した地域だけが、人々を惹きつける求心力を持ち、勝ち残る。群馬県が目指すのは、人々を惹きつけられる「快目指す「幸福」「県民の幸福度向上」がミッションです群馬県は「快疎」の好適地知事解説群馬県が目指す「快疎」は、その地域にしかない自然、産業、文化などの「土壌」を最新のデ目指す姿3つの幸福● 堅調な経済指標のわりに実感のない幸福● 多様化する地域社会の参加者● 変化の激しい時代の弱者● 地域社会や環境の持続可能性への懸念6一人ひとりの幸福社会全体の幸福(県民の共生)将来世代の幸福(持続可能性)3つの幸福の実現が「快疎」をつくる ビジョンでは、2040年に目指す姿として、「誰一人取り残されることがない」こと、「幸福を実感できる」こと、そして「自立分散型の社会」であることを描いています。幸福とは、年齢や性別、国籍、障害の有無等にかかわらず、すべての県民が、誰一人取り残されることなく、自ら思い描く人生を生き、幸福を実感できる自立分散型の社会群馬県が目指す2040年の姿

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る