A7● 単なるデジタルツールの導入を越えた先に、新たな価値を生む社会である。● 独自の才能(個人・組織)が、その土地の風土に根付いた独自の価値を磨いて提供する。● DX (デジタルトランスフォーメーション)が行き渡った社会である。● 官民のあらゆるサービスが、リアル/オンラインで二重に提供されている。価値を生む力(価値創造軸)● リアルな対面を前提とした、従来型の社会である。今後の群馬の教育知事解説目指す姿 ビジョンで描く2040年の姿は「自立分散型の社会」です。この概念が「誰一人取り残さず幸福を実感できる社会」を実現する 2つの軸のうちの1つは「価値創造軸」です。変化の見通しで見たように、今後20年間はデジタル化とともに価値の源泉がデータにシフトします。そのためデジタル化は必ず取り組まなければなりません。デジタル化に対応しながら群馬県が「快疎」な地域として魅力を増すためには、デジタルを地域固有の価値(文化)と結び付け、未来を妄想することで、新しい価値を生み出していく必要があります。「デジタル×文化×人」が、これからの群馬県の方程式です。創造が価値を生む時代に対応する人材デジタル×文化×人レベル3レベル2デジタル化レベル1大量生産型社会群馬の教育が理想とする「個性」右肩上がりに経済成長してきた時代には、決められたルールと目標の中で、効率的に達成できる人物が評価されました。しかし、ルールや目標が明確でない中では、「始動人」が求められる人物像です。鍵となる概念です。ビジョンでは「自立分散型の社会」を2つの軸で描きました。それが「新たな価値を生む自立分散型社会」と誰もが「始動人」の「かけら」を持っていますしどうじん理解・処理・整理する力(偏差値)従来の日本の教育学力だけでなく、● 自分の頭で未来を考える力● 動き出す力● 生き抜く力を持った人「持続可能な自立分散型社会」です。この2つの軸を推し進めた交点に、県民の幸福度の向上が実現します。発想し、動き出し、生き抜く力 教育イノベーションの推進(STEAM教育)ビジョン始動人価値を生む自立分散型の社会2軸で目指す自立分散型の社会他人が目指していない領域で動き出す「始動人」 新たな価値を生むことで富が得られる時代に求められる人物像を私たちは「始動人」と定義しました。「始動人」とは、「自分の頭で考え、他人が目指さない領域で動き出し、生き抜く力を持つ人」のこと。「始動人」は特別な人ではなく、誰もがその「かけら」を持っています。この「かけら」を育てていくことが重要で、このための長期戦略として、教育イノベーションを推進。「始動人輩出県」 と認知されることをゴールに据えます。「始動人」と「官民共創コミュニティ」自立分散型の社会をかなえる2つのイノベーション
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