新・群馬県総合計画(基本計画)
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104 第5章 地域の土壌と施策展望   「銘仙」はあらかじめ染めた糸を織って柄を作り出します。そのため工夫を凝らした技法が可能となり豊富なデザインで人気を呼びました。特に、「伊勢崎銘仙」は、手織りが生み出す複雑な柄と独特の風合いを特徴としています。昭和の初め頃には、伊勢崎での出荷量が全国の銘仙の出荷量の半分を占めていました。戦後の生活様式の変化に伴い、生産量が減少したことから、後継者不足となり、銘仙の新たな生産は困難な状況です。現在は、銘仙文化の継承活動を通して、「伊勢崎銘仙」の存在感を示しています。「伊勢崎銘仙」の技法の一つである「併用絣」で作った着物が、ロンドンにある世界的に有名なビクトリア&アルバート博物館のコレクションとして展示保存されています。自然社会・経済工業化の進展古くから水はけのよい土地柄が桑の栽培に適していたことから、養蚕の中心地として栄えてきました。また、明治から大正、昭和にかけては、「伊勢崎銘仙」の産地として発展してきました。近年は、業務用機器、輸送用機器を中心に工業化が進み、地域の製造品出荷額等は県内でも上位に位置しています。歴史田島弥平旧宅通風を重視した蚕の飼育法「清涼育」を大成した田島弥平が文久3年(■■■■年)に建てた住居兼蚕室です。主屋は当時の建築が現存しています。田島弥平旧宅を構成資産とする「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に登録されています。周辺にも、たくさんの近代養蚕農家建物がある独特の景観が残されています。地域の土壌佐波伊勢崎地域の土壌と施策展望市町村:伊勢崎市、玉村町域内人口:249.7千人 / 域内面積:165.2㎢ 平坦な地形と充実した交通網県南東部に位置し、埼玉県に接しています。一部に丘陵地があるほかは、平坦地が広がっています。南部に一級河川の利根川が流れています。道路は、関越自動車道、北関東自動車道、上武道路、東毛広域幹線道路等主要幹線道路が整備されています。また、鉄道は■■両毛線と東武伊勢崎線があり、交通の利便性に優れた地域です。農業生産令和元年面積調査ff農水省)による管内市町の耕地面積約■■■■■■■のうち、水田が約 ■■■■■■、畑が約■■■■■■■となっています。米麦二毛作が主体で、県内一の小麦生産地です。園芸作物では、なす、きゅうり、ほうれんそう、トマト、ねぎ等の野菜を生産しています。畜産も盛んな地域です。日光例幣使道管内市町を横断する旧国道■■■号(現県道■■ 号)は、江戸時代に「日光例幣使道」と言われました。この道は、徳川家康をまつる日光東照宮の春の大祭に、例幣(贈り物)を奉納する朝廷の勅使(例幣使)が通るために整備されました。管内には玉村(玉村町)・五料(玉村町)・柴(伊勢崎市)の3つの宿場があり、玉村八幡宮をはじめとする当時を偲ばせる史跡が点在しています。多文化共生令和元年12月末現在、管内市町の外国人住民数は、約■■■■■■人。県内の外国人住民数の約4分の1を占め、この10年間で約 ■■■■人増加しています。労働力不足が深刻化する中、外国人材が地域経済に欠かせない存在となっています。伊勢崎銘仙

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