群馬県においても、最先端の思考や手法をいち早く取り入れ、時代に合った人材(始動人)を育成し、新しい価値や富を生み出そうという機運が生まれています。政府の進める新機軸と群馬県が打ち出した新たな方向性が一致しているのは、偶然ではありません。こうした流れを踏まえて、今般、群馬県が「20年後にニューノーマル社会でのトップランナーになる」ことを目指すための新しいビジョン「群馬から世界に発信するニューノーマル~誰一人取り残さない自立分散型社会の実現~」を策定しました。このビジョンの理念と哲学は、その中で掲げた「群馬県が達成すべき20年後の目標」に凝縮されています。それは、「年齢や性別、国籍、障害の有無等にかかわらず、すべての県民が、誰一人取り残されることなく、自ら思い描く人生を生き、幸福を実感できる自立分散型の社会」を構築するということです。知事として、今後も、新型コロナウイルス感染症、自然災害等の脅威から県民を守るためのあらゆる努力を継続します。県民の皆様と力を合わせ、様々な試練を共に乗り越えていきたいと思います。同時に、群馬県は常に「逆境をチャンスに変える」気概と知恵を持ち、ニューノーマル時代をより力強く、柔軟に生き抜いていきます。新たな総合計画「ビジョン」を公表するにあたり、知事として、20年後の将来を見据えた構想や政策を力強く推進する決意と覚悟を新たにしています。私たちの群馬県を更に輝かせ、私の県政の最大のミッションである「県民の幸福度を引き上げる」ため、今後も全力疾走で取り組むことを、改めてお約束いたします。令和3年1月群馬県知事
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