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インタビューレポート⑥~ (株)ザスパとの包括連携協定締結へ(東吾妻町役場・腰塚丈弘さん) ~

未来共創ワークショップから生まれたアクション ⑥
(株)ザスパとの包括連携協定締結へ(東吾妻町役場・腰塚丈弘さん)

<背景>
 群馬県が目指す未来を記した「新・群馬県総合計画」。その柱のひとつに産学官民が多様な分野で連携し、地域の課題の解決を目指す「官民共創コミュニティ」があります。その実現に向けて、令和3年度より始まった「未来共創ワークショップ」。官(=県や市町村などの行政)と民(=地域住民や企業等)が、それぞれの立場を越え、共にテーブルを囲み、地域の想いや実情に寄り添いながら、地域の課題解決に取り組む。そんな関係を紡いでいくことを、このワークショップでは目指しています。
 また合わせて、話し合いがスムーズに進むように県と市町村職員にファシリテーション技術を学んでもらう研修も実施。そうすることで継続的に地域を支援できる体制づくりを行っています。
 今回は、令和4年度の未来共創ワークショップで生まれた未来の芽(アイデア)を実現した方にインタビュー。未来共創ワークショップはどんな場だったのか、ワークショップ後にどんな行動をされたのかなどを東吾妻町役場職員の腰塚さんにお話を伺いました。

Q.未来共創ワークショップに参加した感想を教えてください
 「町の知名度向上に係る官民の取組」をテーマとして参加をしました。町民、県職員、企業の方と同じグループで段階を踏んで議論することができました。円滑な進行の方法、技術等を講師の方に教えていただきながら進められたため、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

▲グループで課題の構造を整理(腰塚さん:左から一番目)

Q.どういった経緯で町と(株)ザスパとで包括連携協定を結ぶことになったのでしょうか。
 県内各地で地域課題に熱心に取り組んでいる(株)ザスパの社員の方とワークショップにて同じグループになり、「町の知名度向上に係る官民の取組」のテーマに興味を持っていただいたことがきっかけで、ワークショップと平行する形で包括連携協定に向けた協議を進め、令和5年3月3日にスポーツと地域社会の発展等を目的に包括連携協定を締結しました。

▲包括連携協定締結式

Q.包括連携協定をきっかけに何か具体的な動きは生まれたのでしょうか。
 連携事業の第1弾として、令和5年4月30日に開催されたスポーツフェスティバルに参加をしていただき、サッカー教室などを実施していただきました。コロナの影響で久しぶりの開催となったイベントですが、約300名集まり大盛況となりました。

▲スポーツフェスティバル

Q.今後取り組んでみたいことはありますでしょうか。
 (株)ザスパさんとは、既に次のイベント開催に向けた検討を進めています。町の知名度向上に向けて、町の地域資源を活用しながら検討を進めて行ければと思います。

Q.官民で連携して地域における課題に挑戦したいと思っている人へメッセージをお願いします。
 今回の未来共創ワークショップの中でも実際に町民、企業の方と一緒に一つのテーマで討議をさせていただきました。官民での考え方の違いやスピード感の違いなども感じましたが、互いに意見を出し合うことで理解が進むことに繋がると思いました。また、官と民で意見を出すことで新たな発想に繋がることを実感できました。 今回の未来共創ワークショップのように、討議の仕方・相手の意見に向き合う姿勢などの研修を参加者が受けて参加することでより有意義な意見交換が出来ると感じました。

「自分も地域でこういった活動をやってみたい!」、「官と民とで共創して地域課題に取り組みたい!」、「○○さんと一緒に取り組みたい!」 など、県の官民共創事業や腰塚さんの活動に興味のある方は群馬県未来創生室までご連絡ください。 みなさまからのご連絡をお待ちしております。  

このレポートに関するお問い合わせ
群馬県 知事戦略部 戦略企画課 未来創生室
〒371-8570前橋市大手町1-1-1
TEL:027-226-2313