インタビューレポート⑦~「古民家カベヌリ体験」ワークショップ(星野隼人さん) ~
未来共創ワークショップから生まれたアクション ⑦
古民家カベヌリ体験ワークショップ(星野隼人さん)
<背景>
群馬県が目指す未来を記した「新・群馬県総合計画」。その柱のひとつに産学官民が多様な分野で連携し、地域の課題の解決を目指す「官民共創コミュニティ」があります。その実現に向けて、令和3年度より始まった「未来共創ワークショップ」。
今回は、令和4年度の未来共創ワークショップで生まれた未来の芽(アイデア)を実現した方にインタビュー。未来共創ワークショップはどんな場だったのか、ワークショップ後にどんな行動をされたのかなどを、渋川市地域おこし協力隊の星野さんに伺いました。
Q.未来共創ワークショップに参加した感想を教えてください。
ワークショップに参加することで、行政、一般参加の住民の方等様々な人の意見や考えが聞けたことがとてもよかったです。
Q.未来共創ワークショップ終了後、「古民家カベヌリ体験」ワークショップの実現に向けてどのようなことをしましたか。また、地域の方々と共にワークショップを実施したと伺いましたが、どうやって地域の方々を巻き込んでいったのでしょうか。
カベヌリ体験のワークショップを行うために材料などを集める必要がありました。事前に企業の人と繋がることで商品を安く購入することができ、また、DIYの指導をしてもらえたり、備品の貸し出しもしてもらうことができました。
当日の作業の下準備としては、事前に既存壁剥がしや下塗り作業を行いました。
また、地域の方々を巻き込むために、インスタグラムにて参加募集を行いました。会場となった古民家はあまり広くなく多くの人に参加してもらうことは難しかったため、インスタグラムでのみ募集案内を出したところですが、それが地域の人たちの目にとまり、当日は地域の方々も何名か参加いただいてワークショップを開催できました。
Q.「古民家カベヌリ体験」ワークショップを行ってみた感想はいかがでしょうか。
DIYに興味を持っている人が想像よりも多かった印象です。そういった人たちにDIYを経験する場を提供することで、ゆくゆくはそれが古民家の活用につながっていくのではないかと感じました。
Q.今後取り組んでみたいことはありますでしょうか。
今回のようなDIYワークショップを継続していきたいです。また、壁塗り以外のワークショップの開催もしてみたいです!
Q.官民で連携して地域における課題に挑戦したいと思っている人へメッセージをお願いします。
あまりスピード感を求めてしまうと民間のみでの挑戦に近くなってしまうのかと思います。行政と連携するためには、余裕を持ったスケジュールにして行政と密に連絡を取り合うことが必要になってくるかと思います。
■星野隼人さんのプロフィール
1995年生まれ。渋川市地域おこし協力隊として活動中。
移住前は東京都杉並区在住、出身は渋川市。
「自分も地域でこういった活動をやってみたい!」、「官と民とで共創して地域課題に取り組みたい!」、「○○さんと一緒に取り組みたい!」 など、県の官民共創事業や星野さんの活動に興味のある方は群馬県未来創生室までご連絡ください。 みなさまからのご連絡をお待ちしております。
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