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ぐんまSDGsプロジェクト!17色のひもかわづくり!

「ぐんまSDGsプロジェクト!17色のひもかわづくり」って何?

 「ぐんまSDGsプロジェクト!17色のひもかわづくり」は令和3年度桐生みどり地域開催の未来共創ワークショップから生まれました。
 「SDGsの理念を市民一人ひとりが自分ごとにするためにできること」という桐生市のテーマをもとに話し合ったチームから出てきたアイデアです。
 桐生市の食文化である「ひもかわうどん」をSDGsの17の目標の色でカラフルに彩ることで、みなさんにSDGsに興味を持ってもらおうというものです。

みんなでたのしく、おいしく、SDGsを学ぼう♪

 令和5年3月12日(日)に桐生市にあるプラスアンカー(桐生市本町六丁目382)で「ぐんまSDGsプロジェクトIn KIRYU!17色のひもかわづくり」を開催しました!
 みんなでたのしく、おいしく、SDGsを学べる「ぐんまSDGsプロジェクト!17色のひもかわづくり」がどのようなものか、実際のイベントの様子をお届けします。

イベントのフライヤー

1.みんなでSDGsの17色をつくる

 それぞれがSDGsの17の目標の色を1色ずつ担当して、食用色素と水の分量を調整しながら、色水をつくります。
 今回用意した食用色素は赤、黄、ピンク、紫、青、緑、黒です。

SDGsの17の目標

 色水つくりは、赤グループ(Target 1,4,5,9)、黄グループ(Target 2,7,11,12)、ピンク紫グループ(Target 8,10)、青グループ(Target 6,14,16,17)、緑グループ(Target 3,13,15)に分かれて、グループ内で色味を比べながら作業をしました。

黄色グループは4色を作成。微妙な色の違いをつくるのは大変…!
完成した17色がこちら…!

 17色の色水が完成したら、色ごとに22ccをとって、それぞれ3g(小さじ1/2)の塩を溶かします。

塩が溶けるように、箸でくるくる混ぜます。

2.一生懸命こねて生地づくり

 色のついた塩水が完成したら、それを1色ずつ中力粉50gと合わせて、箸で混ぜます。
 まとまってきたら、2~3分こねます。
 できあがった生地は10分間程度、寝かせます。

塩水と中力粉を混ぜ合わせる
一生懸命こねる
色つきの生地のできあがり!

3.製麺機をくるくる回して生地をのばす

 生地を10分間程度寝かし終えたら、製麺機に通してのばします。
 1色ごとに生地をローラーにかけて、5回ずつのばしたあと、ローラーの幅を4mmに狭めて、のばします。
 のばしおえたら、まな板に打ち粉をしき、麺の端を包丁で切って、整えます。

製麺機をくるくる回すと、生地がのばされて出てきます♪
麺の端を切って整えつつ、お好みの太さに切っていきます。

※製麺機がない場合は?

 製麺機がない場合は、打ち粉を打ってめん棒で好みの薄さまでのばします。のばし終えたら、丸めて、好みの幅で切ります。

4.ぐつぐつお鍋で麺をゆでる!

 麺ができあがったら、沸騰した鍋で麺を茹でていきます。
 茹でる際は、色が混ざってしまわないように、色水をつくったときのグループごとに鍋を分けていきます(赤グループの色の麺は赤グループの色の麺としか同時に茹でません。他グループを茹でる際は一度お湯を変えます。)。
 茹で上がったら、すぐに冷水にさらします。

ぐつぐつしたお鍋に麺をいれていきます。麺がくっつかないように、丁寧に…。

5.カラフルなひもかわの完成!

 冷水にさらしたひもかわうどんを、SDGsのカラーホイールに見立てて、ざるに盛り付けたら完成!
 今回は、フードロス削減の観点から、参加者のみなさんのおうちで余っていた食材を持ち寄ってもらい、つけ汁に入れました。いろいろな食材が入っていて、栄養満点です!

おいしそう…。薬味にはネギを添えて。
みんなでおいしくいただきます。
もぐもぐ

6.みんなでSDGsや食育を考えるミニワーク

 ひもかわうどんをみんなで食べたあとは、SDGsや食育を考えるミニワークを実施しました。SDGsや食育のレクチャーを聞いたり、「17色のひもかわづくり」を通して、考えたことをお互いに共有したりしました。

SDGsの目標を達成するために自分にできることは何だろう?

みんなでたのしく、おいしく、学べました♪

 参加者の方から「ひもかわうどんを初めて作れて、楽しかった!」「学び、体験があり、楽しいイベントだった。」などの感想をいただきました。
 ひもかわうどんづくりを通して、みなさんに少しでもSDGsに興味を持ってもらえたのかな、と思います。

みんなで記念写真📷

17色のひもかわうどんをつくってみよう!

 「17色のひもかわづくり」に興味をもった、そこのあなた。下記に改めてレシピを載せておきますので、ぜひ、17色のひもかわうどんつくってみませんか?
 また、「自分も『17色のひもかわづくり』イベントを開催してみたいな」、という方も大歓迎!ぜひ、上記イベントを参考に、企画してください。
 もし、どんな風にするんだろう、サポートしてもらいたいな、など気になることがありましたら、ページ最後に記載がある問合せ先までご連絡ください!

「17色のひもかわうどん」レシピ

材料(1色あたり)

  • 中力粉 50g
  • 塩 3g(小さじ1/2)
  • 水 適量
  • 食用色素(赤、黄、ピンク、紫、青、緑、黒) 適量

作り方

①色水をつくる

  • 水と食用色素を混ぜて、色味を調整する。
  • 色味が調整できたら、22cc分をプラカップに移す。

②塩水をつくる

  • ①でつくった色水(22cc)に塩を入れて、箸でかき混ぜる。

③うどん生地をつくる

  • ②でつくった塩水を、中力粉の入ったボウルに入れて、箸でぐるぐる混ぜる
  • まとまったら、2~3分こねる。

④生地を寝かせる

  • 10分間、③でつくった生地を寝かせる。

⑤生地をのばして、ひもかわ麺をつくる

<手動製麺機がある場合>

  • 1色ごとに生地をローラーにかけて、5回ずつ延ばす
  • ローラーの幅を4mmに狭めて、ひもかわ麺をつくる
  • まな板に打ち粉をしき、麺の端を包丁で切って、整える

<手動製麺機がない場合>

  • 打ち粉を打って、めん棒で好みの厚さにのばす。
  • 丸めて、好みの幅で切る。

⑥ゆでる

  • 沸騰した湯でひもかわ麺をゆでる。
  • ゆであがった麺を冷水にさらす。

もっとひもかわうどんのことを知りたい方に!

 ひもかわうどんに興味が湧いた方は、ぜひ、こちらの動画をご覧ください。
 桐生市の老舗うどん屋さんである「しみずや」の店主、清水 利信さんにひもかわうどんの歴史やひもかわうどんの茹で方など、たくさんお話を伺ってきました。
 これであなたもひもかわうどんをマスターできるかも!

このレポートに関するお問い合わせ
群馬県 知事戦略部 戦略企画課 未来創生室
〒371-8570前橋市大手町1-1-1
TEL:027-226-2313